サウナ、水風呂後に体に出る斑点のことを「あまみ」という。足や腕に出やすいが、体全身に出ることもある。
最初にこの「あまみ」という単語を使い始めたのはサウナブロガーとして有名な濡れ頭巾ちゃんで、ブログであまみついてこう説明している。
10度以下の強冷水と、
上質なサウナセッションを繰り返すと
カラダ中の毛細血管が開き、
いつしか天女のような文様が
浮かびあがってきますひとが ととのった証に刻印される
天から授かったその文様のことを
『あまみ』といいます
ちなみに、あまみとは元々は富山の方言で「火にあたって皮膚にできる斑点」という意味のようだ。
あまみはサウナ→水風呂を繰り返すとできる
サウナに入浴すると体温が上がって血流が良くなると、皮膚が赤くなる。
その後、水風呂に入ったりしてクールダウンをすると熱を体から逃さないように血管が収縮。
これを繰り返すことにより、体の中は温まっているのに、皮膚近くの毛細血管は引き締まるという現象が起きて赤い斑が出てくる。
これがあまみの正体で、サウナ後にしっかりクールダウンしたのにまだ体がポカポカしている感覚なのはこういった作用があるから。
あまみが出るということは、体の芯から温まっているということなので、サウナーにとっては嬉しい状態のこと。
サウナーによっては「あまみが出るのは良いサウナ」という人もいて、確かにしっかり温まるとあまみが出やすい感覚があるのは事実。
あまみ自体が医学的に良いことなのか悪いことなのかは解明されていないみたいだけど、あまみが出るとなんかちょっと嬉しかったり。